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クーカムとメナムの残照とsunset at chaophraya

2013年にタイに行ったんですよ。ちょうどその時期にクーカムという映画が上映されていまして。

帰国して調べたら何度も映画化&ドラマ化してるキラーコンテンツじゃないですか。

ずーーーっと気になってたんですけど、DVDは未発売、原作は絶版…。

あきらめていたんですが…最近、大学の図書館なら原作あるんじゃね?と気づきまして、探した結果、普通にありました。

上下巻読みました。


感想(ネタバレ含む)

第二次世界大戦中のタイが舞台。

主人公のアンスマリン(タイ人)と青年将校のコボリ(日本人)のラブストーリー…かと思いきや、政治的な話も絡んできます。

タイ人の作家が書いたのですが、日本軍の気質とか日本文化をよく調べていてすごい。

帰りを待つ人がいるアンスマリンの頑固さ、それでも健気に彼女を愛するコボリの優しさが描かれていました。

最後の方でツンツンのアンスマリンがようやくデレたと思ったら、唐突に終わってしまって残念。もっと展開して欲しかった。

でも映画化したら感動的な終わり方!泣ける!みたいな感じなのかな。


疑問

・一回のセックスで妊娠するものだろうか?しかも初めてやぞ…まあそんなこともあるか

・アンスマリンはコボリに「日出子」という日本名をつけられたのだが…

クーカムの英題はsunset at chaophraya…。

日が沈むでいいのか?sunriseの方が良いのでは?と思った


訳者のあとがきによると、メナムの残照は各都市の図書館に寄贈されているらしいです。

ぜひ読んでみてください。


メナムの残照 (角川文庫)

メナムの残照 (角川文庫)